今更ながら読みました。
25歳でファッション誌のライターに転職した佐藤友美さん
その業界で知った常識は「女性がきれいするとなったら、最初に手を付けるのが髪」とファッション界では決まっているという話だったそうで
以来、髪に興味を持った佐藤友美さんは、ヘアライターになったとのこと。
さっそくですが
この本を読んだ感想
【女性にうまれて私は幸せなんだ…!】
と素直に思いました。
可愛いと思われたい、若く見られたい、大事にされたい、知的に見せたい、愛されたい
女性なら誰でも求めたこのある欲求
この欲求に対する髪との関係をこういう形で解析できて、女性に変わりたいって想わせることができるのって私は佐藤友美さんだけだと思います…
顔
人格
色気
年齢
生命力
全ては髪の毛に宿る
髪は女の命とか言いますがその深層心理が分かった気がします。
この髪に宿る女心を男性美容師さんにはぜひ知っていただきたいと思いました。
第3章 髪はほぼ、色気
特にこの章はもう女のバイブルだと思います。
髪の柔らかさは恋人のためだけに育てる
ってとてもロマンチックじゃないですか?
女性にとって髪は、世界60億人のなかで、たったひとり、恋人だけが触れていいパーツです。
髪を柔らかく「見せる」ことや、なめらかに「見せる」ことは、自分をきれいに見せるため。でも実際にやわらかくてなめらかな髪を育てるのは、恋人のため。
彼の指先にとって気持ちのいい髪だったらいいなと願いながら髪を乾かすと、髪の触り方も丁寧になるから不思議です。
(第3章 髪は、ほぼ色気)
自分の髪を大切に扱えば扱うほど、女は女になれる
(第3章 髪は、ほぼ色気)
さいごに
【髪はほぼ顔、額縁ではない】
とうい言葉に私はとても惹かれました
男性美容師さんにオススメしたいって言う割には
がんがん女性目線で感想を書きましたが
【似合う髪型探しは止める。
似合えばいいというわけではなく、本人が本当になりたい髪型をしたほうがいい。
なりたい髪型のほうが大事。】
と文中にありましたが、本当に大事だと思います。
女性に限らず
私はこういうキャラだからこれは似合わない とか
気にしてる人多いと思うんです。
自分らしさって元々あるものだけじゃなくて
作り上げるものだと思います。
美容師さんがそこに関わるって
とても素敵なことですよね。
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